ダニの特徴から撃退

ダニの死滅温度は低温だと何度から?寒くなったらするべき対策

スポンサーリンク




ダニは高温に弱いって聞くけど低温だと何度から死滅するの?

夏に大量繁殖したダニも冬になると刺されなくなるけど全滅したの?

ダニコ

寒いの苦手ー

ダニ対策って結構大変で時間もお金も取られるので、低温でダニがかってに死滅してくれると助かりますよね。

でも残念ながらダニは高温ではすぐに死滅しますが、低温ではなかなか死滅しません

しかし気温が下がってきたらやっておくべきダニ対策があって、この時期にこれをしているかしていないかで今後のダニ対策が全然変わってくるんです。

今回は低温になるとダニにどんな影響があるかを解説し、気温が低い時期にやっておきたいダニ対策を紹介します。

目次

ダニが死滅する温度は低温だと何度から?

-10度とは冷凍庫の温度のこと

ダニは-10度になってやっと死滅しますので、ダニを低温で死滅させるためには冷凍庫に入れなければなりません。

ダニとダニの卵と温度の関係は次の通りです。

温度ダニとダニの卵の関係
25度前後ダニが最も繁殖しやすくなる温度
20度以下ダニの成長が鈍化する
10度以下ダニが弱まって繁殖しなくなる
-10度ダニが死滅する(ダニの卵は死なない)

このようにダニは低温に弱く冬になると活動が鈍くなり繁殖もしなくなりますが、死滅することはありません。

どんなに寒くても家の中のどこかに10度以上の場所はある場合がほとんどですので、寒い時期にダニは死滅することなく温かい場所に移動ていきます。

また仮に-10度になったとしても全滅するまでには約3時間かかりますので、その間に暖かい場所に移動しますのでやはり低温でダニを死滅させるのは現実的ではありません。

ダニの卵の死滅温度は低温だと何度から

ダニの卵の死滅温度は低温だと-10 度でも死にませんので、たとえ冷凍庫に入れても生き延びてしまいます。

ダニは低温だとふ化することはありませんが、卵は硬い殻に覆われていて低温から守られていますので、冬の間ダニの卵は卵の中で生き続け、暖かくなったらふ化してしまいます。

逆に60度以上の高温だと卵の中まで熱が伝わって死滅させることができます。

ダニをの卵を駆除するためには温度だけではありません。次の記事に書かれている方法も試してみてください。

コナダニの死滅温度も-10度から でも...

コナダニは小麦粉などの食品類に生息するので冷凍庫に入れて死滅させるのは現実的かもしれませんが、コナダニを死滅させるために冷凍庫に入れることはおすすめできません。

コナダニも-10度以上で3時間以内に全滅することがわかっていますが、死骸が食品にに残っているならあまり意味がないからです。

コナダニは人を刺すことはありませんが、それを食品と一緒に体内に入るとアレルギー症状を引き起こしてしまいますが、コナダニの死骸を体内に入れても同様のアレルギーを引き起こしてしまいます。

それでコナダニ対策は死滅させるよりも食品に入らないように工夫することが大切です。

気温が10度近くになったら常温保存でも大丈夫ですが、暑い季節は小麦粉などの粉類を冷蔵庫に入れるとコナダニが侵入することはありません。

ダニは寒さに弱いので低温の季節はダニ対策がチャンス

寒くなった時がダニ対策のチャンス!

ダニは低温で死滅させるのは難しいとはいえ、寒さには弱いのでダニの繁殖力が弱り絶対数が少なくなった低温の季節こそ、ダニ対策のチャンスといえます。

低温の季節にダニ対策をするべきなのは、次のような理由があります。

  1. ダニの絶対数が減る
  2. ダニが生息できる場所が限られてくる
  3. ダニは繁殖力が強い
  4. ダニの平均寿命は90〜100日

ダニは繁殖スピードがとても早いので、高温多湿の繁殖シーズンが到来するとたった1ペアのつがいが約100日の生涯の中で1万匹まで増えてしまいます。

しかも大量繁殖したダニはアレルギーの原因となるふんを撒き散らし死骸になりますので、一度増えてしまうと被害が加速度的に増えていき、ダニ対策も非常に厄介になります。

一方寒い季節はダニが少なくなり、しかも暖かくて湿度がある場所に集まりますので対策が簡単で、この時期に絶対数をさらに減らすことで繁殖力の強いダニの母数を減らすことができます。

12月と3月にダニ退治をすると効率がいい

実際私は低温の季節でも12月と3月にダニ退治をしています。

12月にダニ対策をすることで3月のダニ対策が楽になり、3月にダニ対策をすることで梅雨時期の対策が楽になるからです。

日中の温度ダニの状態
1月7.1度繁殖力が弱まる
2月8.3度繁殖力が弱まる
3月10.7度繁殖が少し増える←この時期に絶対数を減らす
4月12.8度繁殖が少し増える
5月19.5度繁殖が増える
6月23.2度繁殖がかなり増えてくる
7月24.3度繁殖が爆発的に増える
8月29.1度繁殖がまだ多い
9月24.2度繁殖がまだ多い
10月17.5度成長鈍化し始める
11月14.0度かなり成長が鈍化する
12月7.7度繁殖力が弱まる←この時期に絶対数を減らす
気象庁による2021年度東京都の日中の平均気温から表を作成

それまでは私はダニに刺されてからようやく対策を始めていたんですが、その時期すでに大量繁殖しているのでいくら対策をしても刺されていたりアレルギー症状が出たりしていました。

しかし12月と3月にダニ対策をすると、梅雨時期になっても全然ダニに刺されることもなく、快適に過ごすことができるようになりました。

使っているダニ撃退グッズとして最初はダニの絶対数が少ないので寝具とソファーの近くにダニ取りシートを置き、残りは駆除スプレーを使っていましたが、ROCUBOT(ロックボット)を買ってからはこれだけで、あとはボタンひとつでかってにダニ対策してくれます。

ロックボットの値段は少し高いのですが消耗品ではなく、しかもほとんどの場所で使えるので長期的に見ると一番お金のかからないダニ対策グッズになりました。

低温の時期にやっておきたいダニ対策の場所と使えるダニ撃退グッズ

ダニ対策をしておきたい場所や、使えるダニ撃退グッズは次の通りです。関係するダニ撃退グッズは、クリックするとより詳しく解説した記事を読むことができます。

対策しておきたい場所ダニ撃退グッズ
寝具(特に布団の奥やマットレスの奥)ROCKUBOT
布団乾燥機
ダニ駆除スプレー
ダニ取り掃除機
ダニ取りシート
畳の下ダニアース
カーペットの下ROCKUBOT
ダニアース
ソファーの内部ROCKUBOT
ダニ取りシート
暖房や加湿器をよくかける部屋ROCKUBOT
タンスや押し入れ(衣服を含む)ROCKUBOT
布団乾燥機
衣服用ダニスプレー
洗濯、クリーニング

これらのダニを駆除した後、必ず洗濯できるものは洗濯し、それ以外は掃除機で吸い取るようにしてください。

これによりアレルゲンとなるダニの死骸やフンを除去するだけじゃなく、ダニの卵も除去することによって今後の繁殖の予防となります。

暖房や加湿器をよくかける部屋は定期的に換気するなどして、ダニが増えにくい環境にすることも大切です。

参考記事

→ 寝具のダニ対策について

→ 畳(和室)のダニ対策について

→ カーペットのダニ対策について

→ ソファーのダニ対策について

→ 衣服のダニ対策について

→ 自動で布団の奥までダニ退治してくれるROCKUBOTについて

→ 生きているダニを吸い取ることができるおすすめのダニ取り掃除機について

→ 確実にダニを退治できるおすすめの布団乾燥機について

→ ダニ駆除スプレー(ダニアーススプレー含む)について

→ ダニ取りシートおすすめランキング

【まとめ】ダニが死滅する温度は低温だと10度以下

今回はダニの死滅温度と低温の季節にやるべきことについて解説しました。

この記事のまとめ

ダニが死滅する温度は-10度以下なので低温で駆除するのは難しい

しかし低温の季節はダニの絶対数が減り繁殖力が減少し1箇所に集まる傾向があるのでダニ対策のチャンス

12月と3月にダニを駆除してダニの絶対数を減らす

ダニを駆除した後はアレル物質や卵を除去して予防をするために洗濯、掃除機、換気を行う

寒くなってダニに刺されることがなくなっても、ダニ対策をしておけば今後ダニの被害を最小限に抑えられるだけではなく、対策も楽になります。

ダニは温度によって繁殖力が落ちたり活発になったり死滅したりしますので、ダニと温度の関係を知っておくのは大切です。

ダニを駆除できる温度は

ダニを駆除できる温度は40度からです。しかし温度によって駆除できる時間が違います。

40度だと生存することはできませんが、死滅させるためには1時間以上、種類によっては1週間以上生き延びてしまうダニもいます。

一方50度を過ぎると多くのダニは30分以内に死滅します。

そして60度以上だとほとんどのダニ一瞬で死滅します。

次の記事ではダニと温度の関係や温度を使った効果的なダニ対策についてまとめてありますので、参考にしてください。

→ 知っておきたいダニと温度の関係について

浴室乾燥機の温度でダニは駆除できる?ダニの増殖・死滅温度

ダニが駆除できるかどうかは浴室乾燥機がどれだけ高温を出せるかによりますが、ほとんどの浴室乾燥機ではダニを駆除することはできません。 このようにいくらダニ対策をしてもダニの被害にあう理由のひとつは、ダニ ...

続きを見る

スポンサーリンク




-ダニの特徴から撃退