場所からダニを撃退

衣服のダニ対策は正しい手順で行えばもぞもぞチクチクはなくなる

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花粉症の時期でもないのに服を着るとくしゃみが止まらない
長い間押し入れにしまっていた服を着るとももぞもぞしたりチクチクしたりする
でも服を脱ぐとかゆみがぴたりとなくなる...いつも清潔にしているはずなのになんで?

もしあなたがこのように感じているなら、あなたの服にダニがついている可能性があります。

服に刺すタイプのダニ「ツメダニ」がいれば、あなたが服を着たときに直接触れた肌を刺してくることがあります。

ダニは肉眼で見えませんので一見清潔に見える服にもダニやダニのフンが大量についていることがあり、それが花粉症のようなアレルギー症状を引き起こすことがあります。

今回は服、タンス、クローゼットについたダニを駆除し、ダニアレルゲンを除去する方法とダニを寄せ付けない正しい手順を詳しく解説します。

服のダニ対策の手順

  • 衣服のダニを駆除する
  • ダニを駆除した後に洗濯する
  • タンスやクローゼットでダニが増えないように予防する

最新のダニよけグッズも紹介しますので、この記事を読めばすぐに服についたダニを駆除して今後も被害を受けることがないように予防できるようになります。

ぜひ最後までお読みください。

目次

服のダニ対策をしなければならない理由

服にダニがいることがわかったなら、クローゼットやタンスだけでなく服そのもののダニ対策も必要です。

服のダニ対策をしなければならないのは次の3つの理由があるからです。

1.洗濯だけではダニはほとんど死なない
2.他の服や場所にダニが移ってしまう
3.ダニは服の上から刺してくる

それぞれの理由を詳しく解説しますね。

ダニは洗濯の水洗いでも洗剤でもほとんど死なない

服のダニ対策をしなければならない1つ目の理由はダニは洗濯してもほとんど死なないからです。。

ダニは環境の変化に強いので、洗剤の中でも酸素が少なくても、洗濯や脱水でガンガン回しても生き延びることができるんです。

実際洗剤をたっぷり入れた水に1週間以上入れてもダニは生き延びることがわかっています。

洗濯はダニの死骸やフンなどのアレルゲンを除去するという面ではとても効果的ですが、生きているダニの駆除という面ではほとんど効果がなく洗濯後も繊維にしがみついたまま生き残っています。

他の服や場所にダニが移ってしまう

服のダニ対策をしなければならない2つ目の理由は、ダニがついている服をそのままにしていると他の服や場所に移ってしまうことがあるからです。

先ほど解説した通りダニは洗濯しても死にませんが、洗濯を回しているうちに服から引き離されてしまったダニは他の服に移ってしがみつこうとします。

またタンスやクローゼットに保管しているときに繁殖して大量発生すると、近くにある他の服にも移ろうとすることもあります。

さらにダニがついた服を着てあちこちを移動すれば、移動ごとにダニを媒介することになります。

ダニが最も好きな場所は布団ですが、いくら布団のダニ対策をしても服にダニがついていればそのまま布団に移動して繁殖してしまうんです。

このように服はヒトと共に移動することが多いので、対策をしていないと色々な場所にダニを媒介してしまうことになります。

ダニは服の上から刺してくる

服のダニ対策をしなければならない3つ目の理由は、ダニは服の上からも刺してくるからです。

ダニは蚊のよう露出している部分の皮膚はダニにとって硬くて刺すことができませんが、服に隠れた二の腕や脇腹などの柔らかい部分を刺してきます。

服にダニがいるということは常にダニがあなたの身近にいるということですので、早めに対策する必要があります。

服がもぞもぞチクチクするのはダニがいる

久しぶりに服を着たときに服がもぞもぞチクチクする場合、高確率で服にダニがいます。

服にダニがいる(あるいはいた)ということはダニの死骸やフンも大量にありますので、もぞもぞのあと湿疹やくしゃみ、鼻水が出る人もいます。

ダニの死骸やフンは洗濯で洗い流すことができますが、ダニが生き残っていれば繁殖し、死骸やフンも増えていきます。

服のダニ対策のポイントはこれ!  ダニ駆除+アレルゲン除去できる方法

服にダニがついた場合、まず服についたダニを駆除し、その後洗濯機にかけてダニの死骸やアレルゲンを除去する必要があります。

洗剤や酸素が少ない場所でも生き延びることができるダニですが、熱には非常に弱く50度の熱で30分、60度の熱ですぐに死ぬことがわかっているからです。

生きているダニを確実に退治し、その後アレルゲンを除去する方法として次の3つの方法を詳しく解説しますね。

1.お湯につけた後洗濯する
2.コインランドリーの乾燥機にかけた後洗濯する
3.服をクリーニングに出す

お湯につけた後洗濯する

お風呂場の浴槽洗濯たらいにダニがついている衣服を30分漬けて、その後洗濯機で洗えば生きているダニもアレルゲンもほとんど完全に除去できます。

ダニを駆除するためには50度以上の熱が必要ですが、一般の洗濯機は50度以上の温度は耐えられない設計になっていますのでお湯を直接洗濯機に入れることができません。

お湯でつけ洗いするのは少し面倒かもしれませんが、これをしておけばダニを完全に駆除できるだけでなく服についたなかなか落ちない汚れも除去できますのでおすすめです。

洗濯たらいを購入するなら次のような折り畳みができるものがあれば、使わない時の収納に便利です。

またアウトドアが好きな方はわざわざ洗濯タライを買わなくても、20L以上のサイズの大きめなクーラーボックスに服を入れてつけ置きすることもできます。

コインランドリーの乾燥機にかけたあと洗濯する

80度の熱が出るコインランドリーなら服についているダニは完全に死滅しますが、洗濯した後に乾燥機にかけると洗濯機で死ななかったダニが乾燥機で死んでその死骸が服についてしまいますので、乾燥機の後に洗濯機に入れるようにしてください。

コインランドリーの乾燥機の相場は100円ですが、洗濯は600〜700円ほどかかりますので、もし節約したければ、乾燥機だけかけてダニを駆除した後、通常通り自宅の洗濯機に入れることもできます。

服をクリーニングに出す

クリーニングは水洗いでもドライクリーニングでもダニは死滅しアレルゲンも除去されますので、お気に入りの服はクリーニングすることをおすすめします。

でもクリーニングは自分の家の近く、とか通勤途中、あるいはスーパーの近くにあるなど場所を基準にして選んでいませんか?

クリーニング業者はどこでも同じなわけではなく価格やサービスはもちろんのこと、最低限のことしかしてくれない業者や衣類についてほとんど知識のない人が担当する場合があるんです。

そこでおすすめしたいのが宅配クリーニングです。宅配クリーニングなら日本全国ほとんどの場所で利用できますので、どこに住んでいても本当に良いクリーニング業者を選ぶことができます。

スマホさえあればいつでもどこでも予約できますし自宅にいるだけで服を送り届けてくれるので、「一度利用したらもう普通のクリーニングに行けない」という人は少なくありません。

宅配クリーニング【クリーニングモンスター】

そんな宅配クリーニングの中で信頼できるのは【クリーニングモンスター】 です。

このクリーニングモンスターは創業65年の実績を持ち、業歴30年以上の職人や社員だけで構成されている非常に信頼できるクリーニング業者です。

クリーニングモンスター公式ホームページより

さらに通常1,000円以上する不入流シミ抜き(通常のシミ抜きでは落ちない特殊なシミ)が無料クリーニング代金全額返金保証などの嬉しい無料オプションや安心保障がついています。

これだけのサービスがついていて、今なら衣類1点当たり税込880円からという低価格になっています。

服のダニ対策をしたい人はもちろんのことですが、大切な服を信頼できる業者にお願いしたい方、忙しくてクリーニングに持っていく時間のない方、服のシミで諦めている方もぜひ一度利用してみてください。

公式ホームページはこちら→ネットから簡単に注文できる宅配クリーニング【クリーニングモンスター】

服を収納するならその前にダニ対策を

服を収納する前に今回紹介したような服のダニ対策をして、ダニやダニアレルゲンをゼロにしておきましょう。

収納した服を着たときにチクチクしたかゆみなどダニ刺されやダニアレルゲンの被害にあう人がいますが、それは収納する前にわずかにいたダニが繁殖して大量のフンや死骸が服に蓄積しているからです。

綺麗に見える服でもミクロレベルではダニのフンや死骸が大量に蓄積しているなんて気持ち悪いですよね。

ダニがゼロの状態でダニが衣服に移らない対策をしておけば、久しぶりに服を着てもダニに悩まされることなく清潔な服を着ることができます。

衣類を次のような圧縮パックで保管すれば、服の整理ができるだけでなく、ダニが入り込むことができません。

ダニに刺されないためにはタンスやクローゼットの予防も

タンスやクローゼットは梅雨時期になってダニが大量発生する前の春の時期大量発生したダニの死骸がアレルゲンになって服に蓄積する秋の時期あるいは衣装替えする前にこれから解説する対策を行ってください。

どんなに服のダニ対策をしていても、服を収納するタンスやクローゼットにダニが住み着いていたら服にダニが移ってしまいます。

なお服やタンス・クローゼットの対策をする時間がないけど、今すぐ服のダニをなんとかしたいという方は、科学殺虫成分不使用、服にスプレーするだけでダニ避け効果があり、かつハウスダスト除去成分の効果まである次のダニよけスプレーをおすすめします。

タンス・クローゼットの基本的なダニ対策

タンスやクローゼットについているホコリを取り除き湿度を下げるのが基本的なタンス・クローゼットのダニ対策です。

ほこりの中には必ずダニがいますし湿度があるとダニがどんどん繁殖してしまいますが、次のステップでダニ対策をすればタンスやクローゼットにダニはいなくなります。

1.服を全て取り出す←この段階で服のダニ対策をするのがベスト!
2.掃除機などでほこりを全て取り除く
3.タンス(クローゼット)を1時間開けっぱなしにして換気する←この時窓を開ける、乾燥機をかけ流などして部屋全体の換気もしてください
4.服をタンス(クローゼット)にしまう
5.タンス(クローゼット)を定期的に開けっぱなしにするなど換気して湿気がたまらないようにする
6.ダニ避け剤を置くとなお良い

タンスには次のようなダニよけシートを敷いておけば、今後も衣服にダニがつくことはありません。

衣類の虫食いはダニではないが対策は同じ

ダニは服ではなくホコリについているカビ、フケ、髪の毛などを餌としていますので、衣類の虫食いはダニが原因ではなく服の繊維を餌とする「イガ」や「カツオブシムシ」という虫です。

しかしダニはイガやカツオブシムシと同様湿気が多い場所が好きなので、ダニ対策をしっかりすれば衣類の虫食い対策にもなります。

防虫剤は衣類の虫食いとダニ対策両方できるタイプがおすすめです。

例えば衣類の虫食い対策でお馴染みのタンスにゴンゴンは、最近ではダニ対策もできるようになっています。

「タンス」にゴンゴンではありますが、クローゼット用もあるんですね。もちろんダニにも衣類の虫食い対策もできます。

【まとめ】服にいるダニは根絶させよう

今回は服のダニ対策について解説しましたがいかがだったでしょうか。

この記事のポイント

・お湯や乾燥機などで服のダニを駆除した後に洗濯機にかける
・服はクリーニングに出せばダニ対策にもなる
・服を収納するタンスやクローゼットのホコリを取り除きよく換気をする
・ダニよけの防虫剤も効果が高い

服は肌に直接触れるものですので、ダニがついているとそれだけ被害も早く大きくなりますのでできるだけ早く対策をする必要があります。

服のダニ対策は衣類の虫食いの対策にもつながりますので、大切な衣類を守り長く使うことができるようになります。

今は科学製品不使用のダニよけグッズもどんどん開発されていますので、今後も新製品が出たら情報を更新します。このダニ撃退.comが皆さんのお役立てできることを心より願っています。

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