
エアコンのホコリって簡単に取れるの?やっぱり業者にお願いしないといけないの?

エアコン内部の洗浄はプロにお願いした方がいいですが、週に1回の簡単な掃除でかなりエアコンをホコリから守れますよ。
エアコンは高い場所についているのもあって、ついついホコリ掃除を後回しにしてませんか?
エアコンはホコリやハウスダストがつきやすいので、定期的に掃除をしないとハウスダストアレルギーなどが発症しやすくなることがあります。
特に怖いのが家庭内で存在するカビの中でも最も危険とされるアスペルギルス・フミガータスが最も多いのがエアコンなんですが、ホコリがびっしりついたエアコンはそれだけカビも発生しやすくなります。
エアコンは冷風や温風を部屋全体に循環させる機械ですので、もしエアコンにホコリやカビがいるなら部屋全体にカビを撒き散らしていることになり大変危険です。
エアコンのホコリ取りには次のようなメリットがあります。
エアコンのホコリ取りをするメリット
- ハウスダストアレルギーが発症しにくくなる
- エアコンに有害なカビ菌が発生しにくくなる
- エアコンの内部にホコリやカビが発生しにくくなる
- 電気代が安くなる
- エアコンが長持ちする
今回は自分で簡単にできるエアコンのホコリやカビの取り方、またエアコンのホコリやカビがつきにくくなる方法を解説します。
目次
簡単にできるエアコンのホコリの取り方

エアコンの埃で取りたいのは次の3つです。
- エアコンのカバー
- エアコンのカバーを取った中のフィルター
- エアコンのルーバー、吹き出し口
それで月に1回次のステップの通り、フィルターを外して掃除し、外せない部分を拭き掃除すればエアコンのホコリやカビはかなりとれます。
- フィルターをゆっくり外す
- フィルターのホコリがついている表部分を掃除機で吸い取る
- カパー、ルーバー、吹き出し口をアルコールスプレーを振り掛かけて拭き掃除する
- フィルターを元に戻す
エアコンの掃除はカビや汚れが取れて水分がすぐに蒸発するアルコールスプレーをかけて拭き掃除してください。
アルコールスプレーはなんでもいいですが、次の商品は1度スプレーしただけでカビを除去できるだけでなく防カビ効果がなんと1年以上続きますので、1年に1回使うことでエアコンをカビから守ることができます。
カビ臭いと思ったらエアコンのフィルターを水洗いする

エアコンのフィルターは基本掃除機をかけるだけでかなりとれますが、カビ臭いと思ったならフィルターを水洗いして徹底的にカビを落としましょう。
できれば毎シーズンやっておきたいですが、最低でも夏が終わってエアコンを使わなくなる前か、冬になって暖房をつける前にはホコリと一緒にカビを落とす掃除をしましょう。
エアコンのフィルターを取り外したら次のステップで掃除してください。
- エアコンフィルターの表部分についているホコリを掃除機で取り除く
- フィルターに漂白剤スプレーを吹きかける
- フィルターの裏の部分からシャワーで洗い流す
- フィルターが完全に乾いたらエアコンに取り付ける
フィルターを漂白剤につけると新品のようにきれいになりカビ臭や他の汚れもすっきりととれます。
濡れたフィルターをすぐにエアコンに取り付けてもいずれ乾くとはいえカビが生えやすくなりますので、必ず乾かしてからエアコンに取り付けるようにしてください。
エアコンのフィルターには「泡ハイター」のような泡が出るタイプの漂白剤が入ったスプレーが便利です。
次のエアコンのホコリ取りの前にしておきたいホコリやカビの抑え方
エアコンフィルターのホコリ取りを毎週しておけばエアコンにカビやハウスダストがつきにくくなりますが、それでもエアコンにできるだけホコリやカビが少ない状態を保っておくのは大切です。
エアコンのある部屋のホコリをできるだけ抑える

エアコンは部屋の暖かい空気を吸い込んで冷風を出す(あるいはその逆)機械ですので、部屋にホコリがあればそれだけエアコンにホコリがつきやすくなります。
部屋のホコリを取り除いておけば、エアコンにホコリがつきにくくなるだけでなくハウスダスト対策にもなりますので毎日簡単でもいいですのでホコリを取る掃除をしてください。
長い時間エアコンをつけた後は窓を開けて送風にする

長い時間エアコンを使った後は内部が結露してカビが発生しやすい状況になりますので、使用後はできるだけ送風モードにして結露をエアコンの外に追い出すようにしてください。
1〜2時間送風モードにすると効果的ですが、10分でもかなり違います。
送風モードにするときは窓を開けておけばエアコンにたまった湿度をそのまま外に追い出し、ホコリ対策にもなります。
ただエアコン自体が部屋の湿度が取れるダニの繁殖予防効果がありますので、窓を開けるか開けないかの判断は難しいところです。
梅雨時期〜夏は湿度が高いとダニが繁殖しますので、1時間程度しかエアコンを使っていないなら窓は開けないでせっかく下げた湿度をそのままにしておく方がいいかと思います。
エアコンの設定温度を28度以上にする
エアコンは冷たい温度を出せば出すほど内部で結露が生じてカビの原因となりますので、できれば温度の設定を28度以上にしてください。
28度以下にした場合は先ほど解説した「使用後10分間送風モード」をしておきましょう。
【まとめ】エアコンのホコリの取り方を覚えて毎月掃除しよう
今回はエアコンのホコリの取り方について解説しました。
この記事のまとめ
ホコリの付いたエアコンは有害なカビ菌が大量に繁殖している可能性がある
月に1回はエアコンのフィルターについているホコリを掃除機で吸い取り、カバー、ルーバー、吹き出し口を拭き掃除する
エアコンがカビ臭いと思ったらフィルターを水洗いして漂白剤のスプレーをかけて掃除する
部屋の掃除は簡単でもいいので毎日して部屋のホコリを減らし、エアコンをつけた後送風モードにすればエアコンのホコリやカビはつきにくくなる
さて埃対策は家全体で行うことによってエアコンのホコリはたまりにくくなりますし、それぞれの場所の埃対策が楽になります。家全体の埃対策については下記の記事をお読みください。
今日解説した通りにすればエアコンのホコリはかなりとれますが、カビが繁殖しやすいのは自力では掃除が難しいエアコンの内部です。
もし購入後しばらくたって一度もエアコンの内部の洗浄をしていないなら、一度プロにお願いして徹底的に掃除してみることをおすすめします。
エアコンクリーニングおすすめの業者と料金相場
エアコンクリーニングをお願いすると、自力では難しいエアコンの内部を高圧洗浄してくれますので新品のようになります。
値段相場はエアコンの種類にもよりますが、10,000〜12,000円 /1台が相場です。エアコンクリーニングをするときはせっかくですので某カビ抗菌(オプション料金相場2,000〜3,000円)もしてくれる業者を選んでください。
なおエアコンクリーンングおすすめ業者の条件は次の通りです。
- 相場料金(10,000〜12,000円)かそれ以下の料金
- 防カビ抗菌をしてくれる
- 「日本ハウスクリーニング協会」か「日本エアコンクリーニング協会」に所属している
「ココナラミーツ」なら上記の条件を満たしている業者がたくさん登録されています。
例えば「おそうじフルパワー」(東京・埼玉限定)は1台7,000円、2台以上で6,000円〜 +某カビ抗菌オプション料金3,000円でやってくれますので、オプション付きで10,000円という格安ですが、「日本ハウスクリーニング協会」 「日本エアコンクリーニング協会」ともに所属している安心できる業者です。
あなたのお住まいでもエアコンクリーニングをやってくれる安くて安心できる業者がきっとありますので、もしプロのにお願いすることを検討しているなら「ココナラミーツ」のサイトを覗いてみるのはいかがでしょうか。