「布団乾燥機でダニは死にますか?」
より確実な方法で駆除したいのでダニの被害に悩んでいる方は、布団乾燥機を買う前にこの重要な質問の答えを知っておきたいと思うかもしれませんが、安心してください。
ちゃんとした知識があれば布団乾燥機で本当にダニは死にます。
しかもダニ駆除スプレーは殺虫成分が心配ですしダニ取りシートは消耗品で安物は効果がありませんので意外と費用がかかってしまいますが、布団乾燥機なら一度買えば壊れるまで使えるので経済的です。
天日干しをしなくても布団の湿気を取り除いてポカポカにしてくれたり靴や衣服の乾燥など他の用途に使えたりできる、というのも布団乾燥機の魅力ですよね。
でも肝心の「布団乾燥機で本当にダニは死ぬか」という問題については、布団乾燥機の種類と布団乾燥機の使い方が大きく関係してきます。
実際ある人は布団乾燥機を使ってもダニの被害がなくならないという人もいますが、ほとんどの場合その原因はダニや布団乾燥機の性質を知らないことによるものです。
そこで今回は布団乾燥機が確かにダニ駆除効果があるといえる理由とおすすめの商品、そして最大限に布団乾燥機の効果を高めるコツを紹介します。
この記事で学べること
布団乾燥機でダニが死ぬといえる理由
良い布団乾燥機の特徴とおすすめの布団乾燥機
ダニ駆除効果を最大限に高める布団乾燥機の使い方
布団乾燥機より簡単なダニ駆除グッズについて
目次
布団乾燥機でダニが死ぬ効果はあるか
繰り返しますが、布団乾燥機でダニは死にます。
なぜなら布団乾燥機は布団全体を50〜60度まで温めることができますが、ダニは50度以上の温度では長く生きていられないことがわかっているからです。
実際神奈川県衛生研究所も、ダニと温度の関係について次のようにまとめています。
気温:高温 25〜30°C(10〜35°Cで発育可能)
神奈川県衛生研究所より
→10°C以下、50°C以上では発育不可、死滅
湿度:多湿60〜80%→50%以下では発育不可、死滅
しかしダニはとても小さな生き物なので、ある部分を50度に温めたとしても涼しい場所があればそこに逃げてしまいます。
また布団乾燥機をかけてダニが死滅したとしても、今度はダニの死骸やフンがアレルゲンとなって後になってかゆみや湿疹を引き起こすこともあります。
それで必要なのは、布団乾燥機をダニの性質を理解した上で正しく使うことです。
布団乾燥機でダニが死ぬかどうかの条件
布団乾燥機でダニが死ぬかどうかは次の条件が関係しています。
条件① 布団全体を包み込んでダニの逃げ場をなくす
条件② 布団全体が60度になる
条件③ ダニ対策モードがある
条件④ ハウスダスト対策がある(できれば)
布団乾燥機は色々な種類がありどれもある程度のダニ撃退効果がありますが、本当に死滅する効果のあるものは限られています。
それぞれの特徴についてさらに詳しく解説しますね。
布団全体を包み込んでダニの逃げ場をなくす
布団乾燥機は乾燥マットでダニ対策をする布団を包み込む「マット式」と、敷布団と掛け布団の間にホース等を入れるだけのタイプのものがありますが、本気でダニ対策をしたい人はマット式タイプをおすすめします。
マット式タイプの布団乾燥機はセッティングが少し面倒なので、最近ではホースを直接入れるだけですぐに布団が温められるホース式タイプのものが人気があります。
しかしホース式タイプの布団乾燥機はどんなに強力な温風を出しても布団の端などに熱ムラができてしまい、ダニは涼しい場所に逃げ込んでしまいます。
マット式タイプのような布団全体を包こむタイプのものはダニの逃げ場がなくなり、ほとんどのダニを徹底的に死滅させることができます。
布団全体が60度近くになる
ダニは50度以上の温度20〜30分で死滅するといわれていますので布団乾燥機も50度までしか出ないものも増えていますが、全てのダニを駆除したいなら布団全体が60度近くまでになるものを選んでください。
なぜなら一部のダニは50度だと2〜3時間生き延びることもあるからです。
またいくらマット式でも場所によってはわずかに温度が下がる部分も出てしまいますが、50度を下回ると長時間生き延びるダニも増えてきます。
ダニ対策としては温度は高ければ高いほどいいですが、逆にあまりにも高温だと布団にダメージを与えてしまうので60度が最もいい温度とえるでしょう。
ダニ対策モードがある
メーカーによって名称が違いますが、布団乾燥機に「ダニ対策モード」のようなボタンがあるのは、それだけダニ対策に特化しているといえます。
布団乾燥機を購入するユーザーの多くはダニに悩まされていますので最近ではほとんどのメーカーがこの機能がありますが、中には「ダニ対策モード」があるもののただ設定時間が長いだけの場合もあります。
それで「ダニを確実に駆除できるように設定されたダニ対策モード」がある物を選びましょう。
ハウスダスト対策がある(できれば)
「布団乾燥機でダニが死ぬか」がテーマなので、ハウスダスト対策は直接は関係ないとはいませんが、ダニは死んでもハウスダスト対策がしっかりしていないと依然として被害を受けてしまいますのでここで条件に含めました。
布団乾燥機はダニ対策のための有用な機械ですが、あくまでダニを死滅させるためのものでありダニのアレル物質は取り除いてくれません。
布団乾燥機は温風を出す機械ですので当然吸い込み口がありますが、ここにダニの死骸やフンなどのアレル物資を吸い込むフィルターがついているタイプのものがあると便利です。
特に布団を乾燥マットに包むといった作業をするときなど布団をバタバタさせている時は、空気中にほこりと共に目に見えない乾燥して粉々になったダニの死骸やふんが舞うことになります。
布団乾燥機をかけた後は布団にダニの死骸がいっぱいありそれを布団乾燥機で取り除くことはできないので、いくらハウスダスト対策機能があっても布団乾燥機使用後は掃除機で吸い取る必要があります。
それでもハウスダスト対策がある布団乾燥機なら運転している間に空気中に舞ったアレル物質を吸い込んでくれますので、部屋に空気清浄機がない場合特におすすめです。
三菱電機の布団乾燥機フトンクリニックAD-X80でダニが死ぬ効果はあるか
今回紹介した4つのポイント全てに答えているのが三菱電機のフトンクリニックAD-X80なのでダニは死にます。

実は現在発売されている布団乾燥機を全て調べて特におすすめ出来るものだけをランキング形式で紹介しようと思っていたんですが、結局のところダニ対策として本当におすすめ出来るのはこの「三菱電機のフトンクリニックAD-X80」と、後ほど紹介する「アイリスオオヤマのカラリエKFK-401」の2つだけという結論に至りました。ダニ対策に優れている布団乾燥機が出たら随時更新します。
他の布団乾燥機も、布団乾燥機としてとても優れているもの、空気清浄機能を搭載しているもの、消臭効果に優れているもの、アロマが出るもの、
布団クリニックの半値くらいで販売されているものなど魅力的な商品はいろいろありましが、ダニ対策に関してはこの2つの布団乾燥機の機能が特化しています。
あえてマット式タイプなのでダニは死ぬ

実は日本で初めて布団乾燥機を販売したのは三菱電機。その頃からマット式タイプを販売してきました。しかし時代は流れホースを布団に入れるだけのホース式タイプの布団乾燥機が主流となってしまいました。
このような時代の流れの中でも、三菱電機はあえて新製品のフトンクリニックAD-X80にダニ駆除効果の高いマット式タイプのみを販売しており、その結果ダニの活動抑制力98.8%となっています。(「抑制率」とはメーカーに問い合わせたところ「駆除率」と同義語のようです。)
そしてこの抑制率(駆除率)は自分の会社で勝手に調査したのではなく、第三者機関である環境アレルゲンinf and care株式会社に依頼した結果ですので信頼できるものといえます。

三菱のフトンクリニックは、時代の流れに呑み込まれないでダニ対策に本気で向き合っていることがよくわかるのではないでしょうか。
布団全体が60度になる新開発ダニ対策モード「ヒートパンチマット」搭載なのでダニは死ぬ

フトンクリニックには上記の写真にあるように乾燥マット「ヒートパンチパット」を搭載しており、布団全体を包み込むことができる設計になっています。
これをダニ対策モードである「ダニパンチ」モードにすれば、布団全体がほとんどムラなく60度の状態が90分続きますので、ほとんどのダニを退治できます。

銀ナノアレルパンチフィルター搭載なのでハウスダスト対策にも

フトンクリニックにはナノサイズの細かな銀粒子がついた「銀ナノアレルパンチフィルター」がありますので、空気中にまったダニの死骸やフン、または花粉といった目に見えない小さなアレル物質を逃しません。
布団にダニがいるということはダニアレル物質であるダニの死骸やフンが大量にあるということになりますが、フトンクリニックなら空気中に舞い上がったそれらハウスダストをキャッチできます。
アイリスオーヤマの布団乾燥機カラリエKFK-401でダニが死ぬ効果はあるか
カラリエKFK-401は「布団乾燥機でダニが死ぬかどうかの条件」の中の「ポイント④ハウスダスト対策がある」以外は全て当てはまりますので、確かにダニが死ぬ効果がありますが、とりわけ空気清浄機がある家庭におすすめです。
アイリスオーヤマはカラリエシリーズというマット不要でホースを布団に入れるだけで使える布団乾燥機を始めて販売したメーカーで、この手軽さにより布団乾燥機の主流がマット式タイプではなくホース式に変わったほど人気があります。
事実アイリスオーヤマは布団乾燥機メーカーシェア4年連続No. 1となっています。
すでに解説した通りマット式でないとダニの駆除率がかなり下がってしまいますが、KFK-401は付属のダニ撃退布団乾燥袋でその唯一の弱点を補っているというのが注目したいポイントです。
専用のダニ撃退布団乾燥袋があるのでダニは死ぬ
KFK-401は付属の布団袋を使えばダニをすっぽり覆うことができるので、布団全体が60度近くに達しダニを駆除することができます。
カラリエシリーズはマットいらずですぐに使える専用ホースが売りですし、このKFK-401は1度に2つの布団を同時に乾燥させることができると宣伝されていますが、この場合布団全体が45度しかなりませんのでダニ対策にはあまり向いていません。

それで本気でダニを駆除したいなら、必ず1つの布団に専用のダニ撃退布団乾燥を使った上でこの布団乾燥機を使いましょう。
またカラリエKFK-401は専用袋がないものも販売されていますが、ダニを駆除したいなら必ず以下の写真のような布団袋がついている付属品がついているものを購入してください。

もし布団袋付属タイプでないものを購入してしまったなら後から購入することもできますので安心してください。
ダニ対策+ターボモードでダニは死ぬ
カラリエKFK-401はあたため、冬、夏、ダニ対策の4つのモードに加えて、速乾・速暖を可能にするターボモードが搭載されています。
ダニ対策モードは高温風100分ですが、ターボモードは80分と短時間になります。できるだけ素早く50度以上に達するようにするとダニ死滅効果が上がりますので、ターボモードでの使用をおすすめします。
ダニ撃退専用袋を使ってターボモードで運転した時の駆除率は三菱電機のフトンクリニック99%以上で、それは信頼できる第三者機関である「一般財団法人日本環境衛生センター」によって証明されています。

三菱電機のフトンクリニックとアイリスオーヤマのカラリエどちらがおすすめ?
三菱電機のフトンクリニックとアイリスオーヤマのカラリエKFK-401をダニ対策の面から比較してみました。
機種 | 値段*1 | ダニ駆除率(抑制率*4) | 設定時間 | ダニ対策その他の機能 |
---|---|---|---|---|
三菱電機 フトンクリニックAD-X80 | 13,258円(税・送料込) | 98.8% | 90分 | ハウスダスト対策がある |
アイリスオーヤマ カラリエKFK-401 | 25,080円(税・送料込)*2 | 99.9%以上 | 80分*3 | ターボモード搭載 |
*2 付属品(ダニ撃退布団乾燥袋、アロマケース、靴乾燥アタッチメント)付きの値段
*3 ターボモード使用時。通常時は100分
*4メーカーに問い合わせたところ抑制率とは駆除率のことのようです。
カラリエKFK-401の方がダニ駆除率は高く、気軽に布団乾燥機として使いたいときはホースを使って温めたり2つのホースで2つの布団を同時に温めるなど色々な機能がついていて全体の機能も高いのですが、専用の布団袋付属品を購入すると値段はフトンクリニックの倍近くします。
一方フトンクリニックはマット式一本で勝負していますが、ダニ駆除率も98.8%ほとんど差異はなくハウスダスト対策モードもあるのでコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。
ダニが確実に死ぬ!布団乾燥機の機能を最大限に高める効果的な使い方・コツ
布団乾燥機の機能を最大限に高める使い方やさらに機能を高めるコツがありますので紹介します。
三菱電機フトンクリニックAD-X80基本的な使い方
フトンクリニックAD-X80の場合は三菱電機公式の動画の中に基本的な使い方が紹介されていますので、まずこちらを参照してください。
アイリスオオーヤマのカラリエKFK-401基本的な使い方
カラリエKFK-401も基本的な使い方が動画で紹介されています。
夜電気を消して1時間後に布団乾燥機をセットする
布団乾燥機を使うときは日が暮れた後に、運転をしないでセットだけをしてそのまま1時間セットしてください。(予約機能があるならそちらを活用ください。)
ダニは夜行性ですので布団の内部に潜んでいますが、夜暗くなっていると表面に出てくるからです。
1時間たった後暗闇のまま布団乾燥機を運転させればより多くのダニを駆除することができます。
できるだけ部屋の温度を上げておく
できるだけ素早く温度を60度近くまで上げるとより多くのダニを駆除できますが、冬場など気温が下がっていると布団乾燥機をかけても布団が温まるのに時間がかかってしまいます。
暖房などをかけて部屋を温めておけば素早く布団は温まりますし、部屋の湿度が下がりますのでダニが弱まり駆除しやすくなります。
【裏ワザ】アルミシートを敷く
オリジナルの裏ワザですが、冷たい床の上に布団を敷くとどうしても布団の温度も下がってしまいますがアルミマットを敷くと布団が非常に温まりやすくなります。
アルミマットを使ったことがある人はすぐに同意されると思いますが、このマットは上に乗るだけでほんのりと温かくなりますので、当然布団も温まりやすくなります。
特に楽天ショップで買えるTOWA-zakkaのアルミシートは温度差が最大で8.5度もある優れもので、布団乾燥機にかけた時だけでなく色々な用途で使えますのでおすすめです。

ダニは掃除機で死ぬ効果はない!必ず布団乾燥機使用後に
生きているダニは掃除機で吸い取ることができませんので、布団乾燥機を使ってダニが死んだ後に掃除機で吸い取るようにしてください。
三菱電機のフトンクリーニングはハウスダスト対策機能があるとはいえ、布団についているアレル物質までは吸い取ることができません。
せっかく布団乾燥機をかけてもその後に掃除機をかけないと、ダニは生きていないので刺されることはないとはいえ、アレルギー症状によりかゆみや湿疹が出てきて「布団乾燥機をかけたのに効果がなかった」と勘違いしてしまう人もいます。
布団乾燥機をかけた後は布団にすでにあったダニのフンと共にダニの死骸が大量についていますので、掃除機で吸い取るようにしてください。
ダニが再び発生しないように予防する
布団乾燥機をかけた後でも油断しないで、再びダニが発生しないように予防しておくことは大切です。
布団乾燥機をかけてもダニはわずかでも生き残っていることがありますし、寝具はダニにとって最も魅力的な場所なので条件さえ良ければすぐに周りのダニが寝具に集まってきます。
布団乾燥機をかけること自体が布団の湿気を取り除いてダニが増えない予防となりますが、それ以外にも部屋の湿度をできるだけ上げないようにすることと、ダニの餌となるフケ、アカ、髪の毛、食べかす、そして埃を定期的に取り除くようにしましょう。
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布団乾燥機はどれくらいの頻度で使ったらいいの?
布団乾燥機は週に1回を目処に定期的にかけておくことをおすすめしますが、それ以外にも時期やタイミングによって頻度を上げ下げしてください。
時期・タイミング | 最低頻度 |
---|---|
初回、ダニが大量発生した時 | 最初にかけてから3日後にもう1回 |
3〜5月 | 月2〜4回 |
6〜9月 | 週に2〜3回 |
10〜2月 | 月1回 |
布団乾燥機ではダニの卵を駆除できませんので、ダニが大量発生した時は卵がふ化し終わる3日後にもう一度布団乾燥機をかけることが大切です。
これ以外でももし布団乾燥機を使っても効果をあまり感じられないなら、繰り返し使えばその度にダニの総数は減るはずです。
布団乾燥機のデメリットがない最強のダニ撃退グッズがある!
布団乾燥機、とりわけ三菱電機「フトンクリニック」とアイリスオーヤマ「カラリエKFK-401」は確かにダニを死滅させることができ、しかも消耗品ではないのでダニ取りシートやくん煙剤などと比べて意外とコスパが安いですが、毎回セットし、その後掃除機をかけなければならないので手間がかかってしまうのが唯一のデメリットです。
毎日忙しくしていると布団乾燥機をセットするのも大変ですよね。
そんないつも忙しくしていて家事に余計な時間を取られたくない人におすすめなのが、次のダニ駆除グッズです。
「ダニは掃除機で死ぬ効果がない」の常識を取り除いた「レイコップPRO」
ダニは普通の掃除機では生きているダニを吸い取ることができませんし、死ぬ効果もありませんがレイコップPROのようなダニ取り掃除機は生きたダニを吸い取ることができそのまま死滅させる効果があります。
しかもダニの死骸や花粉などのアレル物質も99%除去できますので、これ一つだけでダニ対策の全てができ時間を節約することができます。
さらに60度の温風を出すので、布団乾燥機と同等とまではいえませんが布団がポカポカになり、除菌やウイルスを取り除く効果が期待できます。
一部口コミで「レイコップはダニ駆除することができない」というコメントがありますが、ダニ取り掃除機はレイコップの中の「レイコップPRO」という商品だけです。
普通のレイコップはダニアレル物質(つまりダニの死骸やフン)を効果的に取り除く機能がありますが、生きているダニを駆除することができませんので注意が必要です。
レイコップPROは60度の温風を出してダニを弱らせて、そのまま引き剥がして吸い取ることできていることを、第三者機関が証明しているので信頼できます。
値段はフトンクリニックAD-X80の倍以上しますが、ダニ対策が時短になり、しかも効果が高いのでおすすめです。
全自動で布団のダニを駆除してくれる「ROCKBOT(ロックボット)」
もうひとつ布団乾燥機に変わるダニ駆除効果のあるものとして、おすすめしたいのはロックボットという除菌ロボです。
このロックボットはAIが搭載されていて、ボタンひとつで自動でダニを駆除してくれるので忙しいあなたにぴったりです。
こちらも布団乾燥機と同様ダニアレル物質を除去する機能はありませんので使用後掃除機をかける必要がありますが、ボタンを押して布団の上に置くだけなので全体的なダニ対策の時間は大幅に下がります。
ロックボットは超音波でダニを死滅させますので布団やマットレスの表面だけでなく内部にいるダニまで駆除できることが、やはり信用できる第三者機関によって証明されています。
こちらも値段はフトンクリニックAD-X80の倍以上しますが、布団だけでなくあらゆる場所のダニ対策、除菌、かび除去、そしてあの世界中で問題になっている新型ウイルスまで除去できますのでおすすめです。
布団乾燥機はもう必要ない?ダニ対策に優れた布団
現在衛生意識の高まりから丸洗いできる羽毛布団が流行っていることをご存知でしょうか?
でもダニのために高級の羽毛布団を買うのは抵抗があるし、それをコインランドリーで洗うのも抵抗があるという人も少なくないのではないでしょうか?そもそも家の近くにコインランドリーがないかもしれません。
そこでここでは羽毛布団よりも安く、布団乾燥機と同じくらいの値段で購入できる防ダニ布団を紹介します。
羽毛を超えた!?丸洗いできて羽毛よりも安くて温かい防ダニ布団

光目覚まし時計で有名なムーンムーン株式会社の丸洗いOK!お子様にも安心の低アレルゲン掛け布団【3D-Fit CoCOON】は、コインランドリーはもちろん、自宅の洗濯機でも洗えることができるので衛生的でダニ対策になります。しかも羽毛よりも温かく、肌触りが滑らかで音が立たないためストレスなく質の高い眠りにつくことができます。
- 値段が安い
- 羽毛よりも温かい
- 自宅の洗濯で丸洗いできてすぐに乾く(10回洗濯しても85%以上を維持)
- 防ダニ、防塵効果
- 肌に優しくアレルギーになりにくい
- 蚕のまゆのように一定の温度や湿度に保ってくれる
- 専用のクラフトペーパー付き(5,000円相当)
- 快眠サプリプレゼント
→ 専用のクラフトペーパーと快眠サプリ付3D-Fit CoCOON
ダニを通さないアレルゲンも発生しない防ダニ布団「ダニゼロックス」

防ダニ布団ならそもそもダニを通さないので布団乾燥機をかける必要がなくなりますが、その中でも「ダニゼロックス」がおすすめです。
なぜならダニゼロックスには次のような徹底したダニ対策が施された防ダニ布団だからです。
- どんなに小さなダニの侵入を防ぐ特殊高密度織物
- 針穴をなくしてダニの侵入を防ぐ
- 針目を通常の縫製の約二倍の細かさにしてダニの侵入を防ぐ
- ダニを完全除去した状態で出荷
このようなこだわりにより、ダニより小さなダニの死骸やふん、さらにはカビやウイルスまで侵入できないようになっています。
薬品もいっさい使っていませんし、機能性や快適性という点で寝具としても優れた布団なのでおすすめです。
【まとめ】ちゃんとした布団乾燥機を正しく使えばダニは死ぬ
今回は「布団乾燥機でダニは死ぬか」という質問について考えてきましたがいかがだったでしょうか。
この記事のまとめ
布団乾燥機はダニが死滅する60度の温度で布団全体を温める
ダニ対策に特化しているのは「フトンクリニックAD-X80」と「カラリエKFK-401」
布団乾燥機を使うときはできるだけ部屋や布団を温める工夫をし、使用後は掃除機をかける
掃除機をかけるだけの「レイコップPRO」やAI搭載の「ROCKUBOT」もダニを死滅させることができる
布団乾燥機と同じ値段でダニを通さず丸洗いできる布団もある
ダニが家からいなくなることはありえませんしダニアレルギーは一度発症すると完治は難しいですので、ダニ対策はこれからもずっと行っていく作業になります。
布団乾燥機は一度買えばずっと使えますし特に三菱電機のフトンクリニック値段が安いので、レイコップPROやROCKUBOTはちょっと高くて買えないという人におすすめです。
ダニ対策の他にも定期的に布団を温めておきたい方、布団がたくさんある方は少し値段は高いですが、アイリスオーヤマのカラリエKFK-401をおすすめします。
布団乾燥機を使って、どうぞダニのいない快適な布団でしっかりと休んで忙しい明日に備えてください。