場所からダニを撃退

もっと早く教えて欲しかった!枕のダニ対策9選+2

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「朝起きると首がかゆい」
「午前中ハウスダストの症状がひどい」

もしこのような傾向があるなら、あなたの枕にダニが大量にいるのかもしれません。

枕にダニがいると顔まわりをダニに刺されるだけでなく、アレルゲンを鼻から直接吸い込んでしまいますのでアレルギー症状が出やすくなってしまいます。

ダニは繁殖力が強いので、今枕にダニがいて被害を受けているなら今後確実に増えていくことが予想できます。

今回は枕にダニやアレルゲンが多い理由と、枕のダニ対策を全て紹介します。(布団全般のダニ対策を知りたい方は先に次の記事をお読みください。)

枕は寝具の中でも比較的ダニ対策がしやすいので、どうぞ最後まで読んで自分にあった方法の枕のダニ対策を始めてください。

目次

枕にはダニやアレルゲンが多い

枕には人の吐息や汗による湿度がありますし、髪の毛、フケ、アカなどダニの餌となるものがたくさんありますので、ダニにとってとても魅力的な場所です。

さらにダニ1匹は生涯の約100日の間におよそ500個のフンをするといわれていますが、それらは全てアレルゲンになります。

枕にいるダニの数は時期や寝室の環境によって違いますが、神奈川県衛生研究所は枕にいるダニの数の平均を次のように算出しています。

画像引用元「神奈川県衛生研究所」より
http://www.eiken.pref.kanagawa.jp/001_event/0104_exhibition/files/H18/dani.pdf

敷き布団と比較するとダニの数はかなり少ないと思うかもしれませんが、油断は禁物です。平均的な枕のサイズからダニの数とダニのフンの数は次のようになることがわかります。

 

 

平均的な枕のサイズ63×43=2,709

ダニの数30×2.709=81.27匹

ダニのフンの数81.27×500=40,635個

私たちの顔の近くにダニやダニのフンがこれだけあると思うとゾッとしますよね。梅雨時期になるとさらにこのダニが数十倍に増加するんです。

枕にダニがいた場合の症状

頭を横たえる場所である枕にダニがいるということは、ダニの被害を直接に受けることになります。

枕にいるツメダニがあなたの顔まわりを刺してくるだけでなく、鼻や口の近くにある4万個以上の乾燥したダニの死骸やフンが夜中に呼吸をしている間ダニの死骸やフンを大量に吸い込んでいることになるからです。

枕にいるチリダニやツメダニの他に人の顔についている顔ダニもあなたに次のような害を及ぼします。

症状ダニの種類対策
刺された後がありかゆみが1週間ほど続くツメダニ枕を洗う。
湿疹のような症状があり、かゆみがしばらく続くヒョウヒダニ(チリダニ)枕を洗う。死骸やふんも確実に除去する。
ニキビや肌荒れがひどいヒゼンダニ(顔ダニ)枕を洗う。ひどい場合は皮膚科に行く。
首元にかゆみがあるツメダニ、チリダニ、顔ダニ枕を洗う。首元に面状に広がっているならあせもの可能性が高い。
頭皮にかゆみがあるツメダニ、チリダニ、顔ダニ枕を洗う。ひどい場合は皮膚科に行く。

どのダニであっても基本的な対策は枕を洗って清潔にすることです。枕のダニを確実に駆除するための具体的な方法は「枕のダニやアレルゲンを徹底的に除去する方法」の見出しで詳しく解説します。

アレルギーの人は特に枕に気をつけよう

ダニアレルギー(ハウスダスト)の人は、ダニの死骸やフンが蓄積しないように枕のダニには特に気をつけましょう。

ダニが枕にいるということは、アレルゲンとなるダニのフンや死骸もそこにあるという事です。

枕のダニを駆除した後枕のシーツは洗濯して洗い流し、洗えない部分は掃除機で死骸やフンを吸い取ってください。

枕のダニやアレルゲンを徹底的に除去する方法

枕のダニやアレル物質を除去するためには色々な方法があります。

  • 洗濯機で洗う
  • コインランドリーの乾燥機を使う
  • 宅配クリーニングを使う←おすすめ
  • 布団乾燥機を使う
  • ドライヤーを使う
  • 車内に置く
  • ダニ用スプレーを使う
  • ダニ取りシートを使う
  • 超音波発生機を使う←おすすめ

それぞれの方法について詳しく解説しますね。

枕を洗濯機で洗う

枕は自宅の洗濯機でも洗うことが出来ますが、目的は枕を綺麗にすることだけではなくダニを駆除することですので、次の通りに洗濯してください。

  1. 洗濯表示を見て洗濯できる素材かどうか※1を確認する
  2. 枕のダニを50度以上のお湯に30分以上つけるなど※2して駆除する
  3. 枕のカバーを外す
  4. 洗濯用ネットに入れる
  5. 洗濯機に洗剤を入れて、ドライコース(手洗いコース)にする
  6. 枕を干す

※1新しい洗濯表示参照
※2下記の素材は基本的に洗うことはできませんので、これらから紹介する別の方法を試してみてください

  • そばがら枕
  • ウレタン枕
  • 羽毛枕
  • テンピュール枕
  • 低反発枕
  • ポリエステル枕

コインランドリーの乾燥機にかける

60度以上の熱が出るコインランドリーの乾燥機(タンブル乾燥)なら、枕についているダニを確実に駆除することができます。

やはり枕の種類によっては乾燥機にかけることができないものがありますので、乾燥機にかける前に必ず下記の洗濯表示を確認してください。

乾燥機だけではダニのふんや死骸を除去できませんので、乾燥機にかけた後枕を洗濯機で洗うか掃除機をかけてアレルゲンを除去する必要があります。

宅配クリーニングを使う

枕のダニ対策に特におすすめしたいのは宅配クリーニングを使うことです。

宅配クリーニングでは枕も枕のシーツもクリーニングしてくれますが、洗濯機やコインランドリーとは違って新品のようになって返ってくるんです。

もちろん普通のクリーニングでもいいのですが、店によって質のばらつきがあることや、預ける時と取りに行くと2回店までわざわざ行かなければなりません。

宅配クリーニングはネット上で質の高いクリーニングを選ぶことができ、しかも自宅にいるだけで枕を回収してくれ、クリーニングが終わったら届けてくれます。

しかも宅配クリーニングは高いというイメージがあるかもしれませんが、店舗を持っていないぶん値段を安くしているところも少なくなく、送料込みで普通のクリーニングとほとんど値段が変わりません。

【高品質】布団クリーニングの全国宅配「ふとんLenet」はダニ死亡率100%アレル物質除去98.3%と質も非常に高く、枕はたったの税込2,200円、枕カバーは税込957円です。

忙しくてクリーニング屋やコインランドリーに持っていく暇がない人、この機会にダニを徹底的に駆除しつつ枕もきれいにしておきたい人はぜひご利用ください。もちろん布団もセットでクリーニングできます。

ふとんLenet公式サイトはこちら

布団乾燥機を使う

60度以上の熱が出る布団乾燥機なら枕を濡らすことがなくダニを駆除することができます。

布団を布団乾燥機にかけるついでに枕を入れることもできますが、枕用の乾燥袋があれば確実にダニを駆除できます。

布団乾燥機にはマットありとマットなしがありますが、枕と一緒に布団のダニ対策もしたい方は、全体にムラなく高温を出すことができるマットタイプをおすすめします。

例えばはダニよけの布団乾燥機として最も評価の高い商品のひとつで、全体にダニが死滅する温度である50度の熱を送り出すことができますので、下記の図のように枕を布団の上にセットしてお使いください。

おすすめの布団乾燥機や効果を最大限に引き出す正しい布団乾燥機の使い方については下記の記事をお読みください。

ドライヤーを使う

60度以上の温風を出すことができるドライヤーは理論的にはダニを駆除することは十分可能ですが、直接枕に当てるのはあまりおすすめできません。

なぜならドライヤーで温風を出せる部分は限られているので、温風が当たらない部分のダニは生き延びてしまいますし、ドライヤーを近くから直接かければ80度近くなりますのでダニが逃げることもできず死滅しますが枕が痛んでしまう恐れがあるからです。

枕がすっぽり入る大きな袋に枕を入れてドライヤーを30分間かければ、枕全体に熱が行き渡りダニを駆除することが出来ます。

枕を車内に置く

真夏の車内は80度近くまで上がりますので、ダニを確実に死滅させることができます。

このサイトでは何度か寝具などを真夏の車内に置いて駆除することをすすめていますが、とりわけ枕は持ち運びが楽でただ車に入れるだけでしっかりとダニ退治してくれるので特におすすめです。

ダニ用スプレーを使う

ダニ用スプレーの中には、駆除するタイプの「駆除スプレー」やダニを追い出しよせつけないタイプの「ダニよけスプレー」があり、枕にはどちらも効果的ですがそれぞれの使い分けが大切です。

例えば次の商品のようなダニ駆除スプレーはダニを死滅させることができますが殺虫剤を使っているので、口に近い枕に使うのは心配だという方もいらっしゃいます。

この「ダニがいなくなるスプレー」は、スプレーした後ダニの被害がぴたりとなくなるほど高い効果があるとして評価が高い一方で、スプレーをすると「湿疹が出た」「呼吸が苦しくなった」という人もいますので敏感な人は注意が必要です。

このような駆除するタイプのスプレーを枕にかけた後に洗濯をすれば、薬剤を枕についているアレルゲンごと洗い流してくれますが、ダニよけ効果が薄まってしまうというデメリットがあります。

殺虫剤が気になる方や洗えないタイプの枕対策をしたいなら、次のようなダニを寄せ付けない「予防」のためのスプレーをおすすめします。

このスプレーはダニが嫌がる天然素材を使っているスプレーなので敏感な方でも安心して使うことができます。この記事で解説している別の方法でダニを確実に駆除した後、再びダニがよって来ないようにする目的で使いましょう。

次の記事ではダニスプレー全てのタイプを詳しく解説していますので、自分にあうスプレーを見つけることができます。

ダニスプレーはどれがいい?自分にぴったりのスプレーを見つける方法

ダニスプレーで安全なのはどれ?ダニスプレーで本当に効果があるのはどれ?結局ダニスプレーで本当にいいのはどれなの? ダニスプレーはマットレスや布製ソファー、ぬいぐるみなど洗えないものやダニ対策が難しい場 ...

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ダニ取りシートを使う

ダニ取りシートは、この記事で解説している別の方法でダニを確実に駆除した後か、ダニが比較的少ない冬や春に枕の近くに置くと効果があります。

ダニ取りシートはダニを生きたまま捕獲できますので死骸を駆除する必要がないというメリットがあります。

ただダニは枕以上に布団の中にいますのでもしすでにダニが大量発生しているならそこにいるダニを全て駆除できない場合があります。

また毎日大量にするふんまでは取り除けないので、やはりダニ取りシートはダニの絶対数が少ない時期の使用をおすすめします。

ダニ取りシートは100円で売っているものからそこそこの値段がするものまでいろいろありますが、安物はあまり効果がないので注意が必要です。

おすすめしたいダニ取りシートはダニの専門機関である「日革研究所」が開発した「ダニ捕りロボ」です。

「ダニ捕りロボ」は累計販売個数1400万個突破を記録していてリピーターも多いという事実は確かに効果があることの実証となっています。

公式サイトから自動お届け定期コースで購入すると超お得な6大得点があり、しかも定期縛りがないのでもし効果がないと思ったらいつでも解約できますのでおすすめです。

ダニ捕りロボ公式サイトはこちら

類似商品との比較はこちら

超音波発生機を使う

一定波数の超音波はダニを駆除できるので枕のダニ対策におすすめです。

超音波は枕の表面だけでなくて、枕の内部まで届くので枕のダニを徹底的に駆除できます。

しかも消耗品ではないので一度買えば何度でも使えるのもおすすめポイントです。

しかし超音波発生機はほとんど効果のないものがありますので、ROKUBOT(ロックボット)のような信頼できる第三者機関によって証明されたものをおすすめします。

このROKUBOTは手動と自動を切り替えることができ、自動モードにすれば勝手に布団のダニを駆除してくれます。

ただROCKUBOTは税込25,300円と少し高いので、効果や口コミなど詳しく書かれている次の記事を読んでから購入を決めてみてください。

ROCKUBOTのリアルな口コミ調査!ダニ駆除率99%の効果とは

ダニ対策を色々試してみたけど効果がない殺虫剤はあまり使いたくないダニ退治の費用を長期的にかけたくない あなたがもしこのような悩みを抱えているなら、ボタンひとつでダニを駆除してくれるAI搭載の除菌ロボッ ...

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この機会に防ダニ枕を買ってみるという手も

枕をダニが寄ってこない防ダニ枕に変えてしまえば、今後の枕のダニ対策が非常に簡単になります。

防ダニ枕は枕を寄せ付けない構造になっていますので、基本的には枕のカバーを定期的に洗うだけでダニの被害を受けなくなります。

枕そのものが防ダニ効果のあるものもあれば、防ダニ効果のある枕カバーを今まで使っている枕につけるという方法もあります。

防ダニ枕を買うときに覚えておきたいこと

  • 防ダニ効果は半永久的ではないものがあるのでどれくらい効果が持続するかチェックしておく
  • 洗えるタイプの枕がおすすめ
  • 今まで使っている枕に防ダニカバーをつけるという方法もある
  • パイプ枕やファイバー素材は通気が良く洗えるので防ダニ効果があると表示されていなくてもダニ対策となる

本格的なこだわり枕はそれなりの値段がしますが、単純に防ダニ効果のある枕や枕カバーは1,000円程度から買えるものもありますのでこの機会に購入してみることをおすすめします。

ニトリの防ダニジェル枕

良い商品をお手頃な値段で提供してくれる高いコスパで定評のあるニトリの枕ですが、防ダニ効果が非常に高くかつ快眠を提供してくれるジェル枕が話題となっています。

値段と機能の差が激しくて気づいていない人もいるかもしれませんが、このジェルクッションは高い防ダニ効果があるんです。

なぜならダニは布団や枕のわたの部分に入り込み産卵しますが、この枕はわたではなくジェルクッションが詰め込まれてい流からです。

しかも蒸れにくく優れた通気性で間にダニの餌となるほこりがたまることはありません。

枕は水洗いができますので清潔ですし、ジェルクッションによる寝心地はまるで無重力にいるような新感覚で圧力を分散してくれてあなたを眠りの世界へと誘います。

枕にこだわりたい人におすすめのパイプ枕

続いて紹介するのは防ダニ枕は、リビングインピースのパイプ枕です。

パイプ枕はやはりわたを使用していないのでそもそもがダニがあまりよってこない素材ですが、この枕はダニの侵入を100%防ぐことができる枕であることが、3回のテストによって証明されています。

枕としての性能としても非常に高く気道を開き呼吸しやすくなるよう調整されていますので、顔周りにダニやダニアレルゲンがいない綺麗な空気を吸うことができいびきを改善する効果も期待されています。

どうせならダニ対策だけでなくちゃんとした枕を買って睡眠の質を改善していという人に特におすすめです。

ダニ通過率0.00%!防ダニ枕カバーアルファソフト

最後に紹介するのは、枕にダニの侵入を許さない防ダニ枕カバーアルファソフトです。

この枕の優れているところはなんといってもダニの通過率でなかなか、0.00%と言い切れる素材は他にありません。

これだけの完璧な防御率なのに、薬剤は一切使っておらず小さな子供やアレルギー体質の人も安心して使うことができます。

50回洗ってもダニの通過率には全く影響がないということなので、この記事に書かれている枕対策をして枕のダニとアレルゲンを一度完全に駆除&除去したら、あとはこの枕カバーを使えば安心して眠ることができます。

【まとめ】枕のダニ対策をすればみんな気持ちよく眠れる

今回は枕のダニ対策について解説しましたがいかがだったでしょうか。最後に今回紹介した対策法をまとめてみました。

対策費用手間駆除とアレル物質除去
自宅で洗う◉光熱費のみ▲(ダニ駆除→洗濯)駆除◉アレル物質◉
コインランドリー乾燥機▲毎回費用が
乾燥機:10分100円
◯(コインランドリーまで行かなければならない。)駆除◉アレル物質◉
宅配クリーニング▲毎回費用が
枕:2,000程度
◉自宅にいるだけ駆除◉アレル物質◉
布団乾燥機▲1万円前後+光熱費◯(乾燥機をセット→掃除機で吸い取る)駆除◉アレル物質×
ドライヤー◉光熱費のみ▲(枕を袋に入れてドライヤーを30分かける→掃除機をかける)駆除◯アレル物質×
真夏の車内+掃除機◉光熱費のみ◯(車内に持ち込む→掃除機をかける)駆除◉(真夏のみ)アレル物質×
ダニ用スプレー◯ 500〜1,000円程度◯(駆除スプレー→洗濯)◯駆除した後は洗濯機にかけてアレルゲンを除去する必要がある。
ダニ取りシート◯ 500〜1,000円程度◉設置して捨てるだけ◯すでにあるダニのフンや死骸までは取れない。
超音波発生機▲25,300円(税込)◉ボタン押すだけ◉ダニをほぼ完全に死滅させる
防ダニ枕シート◯1,000円程度◉枕にカバーをかけ、定期的に洗濯する。◉枕のダニがゼロの状態ならもうダニを枕に寄せ付けない。
防ダニ枕▲3,000円〜◉定期的に洗濯するだけ。◉洗えばダニをほぼ駆除できる

枕にダニがいるとアレルギー症状が出やすくなりますので、定期的に駆除したり洗濯したりして常に清潔に保つ必要があります。

洗濯するならアレルゲンを除去するだけでなく、ダニの卵やダニの餌となる髪の毛、ふけ、あかなどを取り除いてくれます。

このように枕のダニ対策をすることで、ダニやダニのフンだけでなくカビや有害な菌の対策にもなりますので、気持ちの良い睡眠を送ることができるようになります。ぜひ今すぐ枕のダニ対策を始めてください。

なおベッドや布団など寝室のダニ対策については、こちらのリストをご覧ください。

寝具のダニ対策の記事リストはこちら

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