ベッドを使っている人はダニ対策が絶対必要です。
人が使っているならベッドには必ずダニがいますし、ダニがいるならアレルゲンとなるダニのフンや死骸が大量にあるからです。
加えて人は1日の3分の1をそれも夜の時間にベッドで過ごします。つまり夜行性のダニが最も活発な8時間をダニと共に過ごし、8時間アレルゲンを吸い込んでいることになります。
でも「洗うことが出来ないベッドにどうやってダニ対策をしたらいいの?」「ベッドにダニの駆除剤を使うと体の影響が心配」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
そこでベッドでよくダニの被害にあう人に向けて、安心できてかつ本当に効果のある 5つの対策を紹介します。
目次
なぜベッドでダニに刺されるの?
ベッドでダニによく刺されるのは、ベッドはダニが住みやすい次の3条件がそろっているからです。
- 温度と湿度(人間が心地よいのはダニも心地よい
- ふけ、髪の毛など餌が豊富
- 潜り込んで産卵できる場所がある
刺すタイプのダニである「ツメダニ」は人間を刺したいと思っていませんが、ベッドで他の小さな虫を捕食しようとするとき「間違えて」私たちを刺してしまいます。
ベッドの中でダニが大量発生しているとあなたを「間違えて」刺してしまう確率が高まりますので、ダニの数が最も多い夏の間にダニに刺されやすくなりますがダニ自体は1年中ベッドにいます。
刺されるだけじゃない!ダニによるアレルギー
梅雨時期から大量発生しているダニは毎日大量のフンをしますが、秋になると寿命を終えたダニの死骸とフンが蓄積し、乾燥して空中に舞い、寝ている間にあなたの体内に入り込みます。
厚生労働省の調査によると日本人の3人に1人はアレルギー症状があり、その多くがダニアレルギー=ハウスダストになっています。ダニアレルギーの症状には次のようなものがあります。
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性結膜炎
- アトピー性皮膚炎
- 気管支喘息
今アレルギーになっている人はもちろんですが、ダニが大量にベッドにいるならこれからアレルギーになって被害を受けてしまうことも十分にありえます。
アレルギー対策として、薬を飲む、腸内環境を整えるなど推奨されていますが、最も基本的な対策はアレルゲンをできるだけ体内に取り入れないことです。
これでもうダニに悩まない!ベッドのダニ退治5選
ベッドのダニを確実に駆除できる道具や方法は増え続けています。
ダニアレルギーの人は増え続けていますので、それだけ色々な会社のダニ対策の研究にも力が入っていて今までにはなかったダニ対策アイテムも増え続けています。
ここではそんな最新のアイテムや方法の中からベッドのダニ対策に特に有効な次の5つの方法を紹介します。
- 布団乾燥機
- ダニを吸い取る掃除機
- 超音波発生機
- ダニ取りシート
- ベッドのクリーニング
それぞれの使い方やコツについて詳しく解説しますね。
ベッドのダニを一網打尽!布団乾燥機
ダニは高温に非常に弱く、50度以上で30分、60度以上ですぐに死滅しますので、布団全体に効率よく熱を送り込むことができる布団乾燥機はダニ対策に非常に有効です。
最もベッドのダニ対策に優れているのはマット式ですが、最近の布団乾燥機はホース式やマット・ホース不要式などのタイプもダニ対策モードがあり一定の効果があります。
もしこれから布団乾燥機を買う予定があるなら次の点を参考にしてください。
布団乾燥機を選ぶポイント
・マット式タイプか
・ダニ対策モードがあるか
・布団全体が60度近くになるか
・布団乾燥機が自分の布団の素材に対応しているかどうか
布団乾燥機は次の順番でセットしてください。
1.日が沈んだら布団乾燥機のマットをセットする
2.ダニ対策モードにセットして1時間後に予約して部屋の電気を消す
3.乾燥が終わったら掃除機やコロコロを使って布団のアレルゲンを取り除く
ダニは夜行性ですので、日中は布団やマットレスの奥に潜んでいます。夜1時間くらい電気を消すと表面に出てきたダニを熱で効率よく駆除することが出来ます。
乾燥機が終わったら掃除機大量のダニの死骸やフン、また熱では駆除できないダニの卵がありますので、掃除機をかけてアレルゲンをしっかりと吸い取ることを忘れないようにしてください。
→ おすすめの布団乾燥機と効果を最大限に発揮する布団乾燥機の使い方
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ベッドにいるダニも吸い取る掃除機

ダニを吸い取るタイプの掃除機なら、ダニと一緒にアレルゲンも吸い取ることができますのでとても効率的にベッドのダニ対策ができます。
通常の掃除機では布団に掃除機をかけても繊維にしがみついてしまいますので、生きているダニを吸い取ることができません。
しかし繊維にしがみつくダニをも吸引できるようになっているのが、ダニも吸い取る掃除機です。
ダニも吸い取る掃除機にはいくつか種類がありますが、その中でも最もおすすめしたいのはレイコップPROです。
レイコップPROは吸引力が強いだけでなくダニが嫌がる60度の熱を出して、ダニが逃げようとするところを確実に吸い取る画期的な掃除機です。
掃除機をかけるときは日が沈んでから電気を消して1時間以上たって、ダニが表面に現れてからすれば、表面に出てきたダニを効率よく吸い取ることが出来ます。
値段は楽天、Amazon、Yahooショッピングが最も安く購入できますが、およそ1万円相当の「収納台セット」と+1年の保証期間がついていること、またアフターフォローも充実していることから公式サイトでの購入をおすすめします。
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超音波でベッドの深部までダニ退治ROKUBOT(ロックボット)

ダニ対策に時間をかけたくないけど確実にダニを退治したいという人にはロックボットをおすすめします。
ロックボットはダニを退治できる波数の超音波を出して、布団の表面からマットレスの内部までダニを退治してくれます。
ロックボットのすごいところは、ボタンひとつでベッドのダニを勝手に掃除してくれるところです。
どんなにダニを退治できるものでも1回きりではすぐに増えてしまいますが、ロックボットなら自動でやってくれますので常にダニフリーの生活を送ることができます。
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ダニのピークが来る前に!ダニ取りシート
ダニ取りシートは洗うのが難しいベッドのダニ対策にとても効果がありますが、ダニのピークの梅雨時期やフンや死骸のピークの秋よりも、これからダニのピークとなる春の時期から初期の梅雨時期までの間の使用をおすすめします。
ダニ取りシートはダニを誘き寄せて粘着シートで捕らえる「ダニ版ゴキブリホイホイ」で、いろいろな場所に設置できて生きたままダニを捕らえることができますので、死骸が残らないというメリットがあります。
一方で使い捨てなのである程度の期間が過ぎたら取り替えなければならないこと、またすでにあるダニのふんや死骸や卵は除去出来ませんので、使用期限が過ぎたらすぐに新しいシートに設置しないと効果があまり現れないということも覚えておきましょう。
ダニ取りシートには色々な種類がありますが、効果がほとんどない安物もたくさんあり効果がないので使用をやめてしまったという人も少なくありません。
ダニ取りロボは累計販売個数1400万個突破を記録していて、満足度97%、95%の人が続けたいと回答する商品です。
公式サイトで定期購入(縛りなし、いつでも解約可能)すれば豪華6大得点がつきますので、試しに1回だけ購入してみたいという人も定期購入することをおすすめします。
ベッドのクリーニング
ベッドのダニ対策をする時間がないという方、また自分でやるのは不安だという人はベッドのクリーニングにお願いするという方法があります。費用相場は10,000〜15,000円となっています。
ベッドのクリーニングとは専門の業者にお願いして、プロが使う専用の洗剤や技術でベッドについた汚れやシミなどをきれいにして新品のように仕上げてくれます。
ベッドの奥に潜んでいるダニまで徹底的に駆除してくれるだけではなく、オプションでダニを寄せ付けない加工にしてくれるところもありますので、もうダニに悩むことはなくなります。
ベッドのダニ対策の頻度は?
ベッドのダニ対策の頻度は多ければ多いほど効果的ですので、できれば毎日、少なくても週に1回は行ってください。
徹底的にベッドのダニを駆除してもベッドにダニの餌となるホコリが残っていればダニはすぐに増えていきますので、定期的に寝室を掃除し最低でも週に1回はシーツやカバーを洗って清潔に保つ必要があります。
マットレスの場合はシーツだけでなくマットレスの表面も週に1回は掃除機をかけてください。
布団乾燥機を持っているなら、普段は月に1回以上、梅雨時期は週に1回以上かけておけばダニの被害はほとんどなくなります。
掃除機はできれば毎日かけ、寝室やベッドに湿気がたまらないように部屋の換気をよくしておきましょう。
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ダニが少ないのはベッドと布団どっち?
できるだけダニの被害にあいたくないのでベッドか布団どちらにしようか悩む人もいらっしゃるかもしれませんが、どちらもダニはやってきます。
基本的にはマットレスよりも布団の方がダニ対策がしやすく、宅配クリーニングを利用すれば自宅にいながらマットレスでベッドクリーニングをするよりも安くダニ退治ができます。
しかし素材によってはダニが繁殖しにくいマットレスもありますので、布団かベッドかで悩むよりもダニ対策がしやすい布団やマットレスを購入したほうがいいかもしれません。
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除湿シートを敷いておけばベッドの管理はかなり楽になる
敷布団やマットの下に除湿シートを敷いておけば、ベッドの管理がかなり楽になります。
私も実際除湿シートを使ってびっくりしたんですが、除湿シートの下が水たまりになりました。(これはデフォルメではなく実際の体験です)
私たちは一晩寝るだけでコップ1杯分の汗をかくといわれていますが、普段はこのほとんどが下の布団やマットが吸収してるんですね。
除湿シートを敷布団やマットの下に敷けばそんな布団の湿気を吸収してくれますので敷布団やマットのダニ対策となり、布団を干す機会をかなり減らすことができます。
除湿シートは一度買えば何度でも使えますので、どうせ買うなら【モットン除湿シート】のような除湿効果が高いシートをおすすめします。
【モットン除湿シート】は吸収力が非常に高いことで知られている「シリカゲル」のさらに2〜3倍の吸収率が高い「ベルオアシス」を使っています。
マットレスの上にモットン除湿シートを敷き、その上に普段使っている布団を敷けばマットに水分がいくことなく水分を吸収してくれます。
【まとめ】ベッドのダニ対策は絶対必要

今回はベッドのダニ対策について解説しましたが、最後に今回紹介した4つの方法のメリット・デメリットをまとめました。(対策法をクリックすればより詳しい情報のページにジャンプします。)
対策法 | メリット | |
---|---|---|
布団乾燥機 | 布団にいるダニを根絶できる。 ダニ以外にも雑菌を減らしフカフカで清潔な布団にできる。 ベッド以外にも衣服やソファーなどのダニ対策もできる。何度でも使える。 | 手間がかかる。ダニのアレル物質は除去できないので掃除機をかける必要がある。 |
ダニ取り掃除機 | 生きているダニをダニの餌やアレルゲンごと吸い取れる。何度でも使える。 | マットレスの奥までは届かない。 |
超音波発生機(ロックボット) | 全自動でマットレスの深部までダニを駆除してくれる。ダニの餌となるカビや有害な菌、ウイルスも退治してくれる。何度でも使える。 | 初期費用が少し高い。ダニのアレル物質は除去できないので掃除機をかける必要がある。 |
ダニ取りシート | 置くだけでダニを生きたまま捕獲できる。 | 使い捨てなので定期的に購入しなければならない。すでにあるダニの死骸や卵、フンは除去できない。 |
クリーニング | プロがしてくれるのでダニを徹底的に駆除しつつ、布団の汚れシミまで綺麗にしてくれる | 費用がかかる。 |
ダニ対策は年々進化していますので、掃除機、布団乾燥機、ダニ取りシートなどもより効果的にダニを駆除できるようになっています。
当サイトダニ撃退.comでは最新のダニ対策を更新していますので、どうぞこれからもチェックしておいてください。