あなたの掃除機のかけ方は埃やハウスダストをしっかりと取れていますか?
綺麗好きなあなたはできればダイソンのような吸引力のある掃除機が欲しいと思っているかもしれません。
たしかにダイソンは吸引力が高いですし、また最近人気が高まっているシャークは機能性が素晴らしくお金を出しただけの価値があります。
でも掃除機の本来の目的であるゴミや埃そしてハウスダストを吸い取るということに関しては、正しい使い方を知っているとどんな安物でも意外としっかり吸い取れるんです。
今回はそんな埃やハウスダストをしっかりと取る掃除のかけ方について解説します。
目次
埃を取る掃除機のかけ方
埃を取る掃除機のかけ方として注意しておきたいのは次の3点です。
- 最初に部屋の隅の埃をとる
- 押すとき早く引く時ゆっくり埃を取る
- 隙間の埃を意識して掃除する
それぞれの点について詳しく解説していきますね。
最初に床用ノズルをとって隅を掃除する

床用のノズルだけで掃除機をかけると一見綺麗に取れているように見えるのですが、隅の方のノズルが届かない部分に埃が残っています。
埃は人の出入りがあると空中に舞い上がり、人の出入りがなくなると床に落ちその後空気の流れで壁や家具などにぶつかって隅に貯まりやすい傾向があります。
すきま用ノズルがあれば吸引力が高まりますが、すきま用ノズルをつけなくても床用ノズルを外した状態で隙間を掃除するだけでかなりとれます。
床全体の掃除機をかける前に、床用のノズルをとって部屋の隅全体の埃を吸い取るようにしてください。
ハンディモップを持っているなら、全体の掃除機をかける前にササッと埃を取るだけでもOKです。
押す時早く引くときゆっくりと
これは気づいていない人も多いのですが、掃除機は押すときよりも引くときの方が埃を多く取りますので、動画にあるようにさっと掃除機を押した後ゆっくり引いて埃を吸い取ってください。
押す時と引く時を同じくらい時間をかけたり床を掃除機でこするようにゴシゴシ掃除機をかけたりすると、無駄な力を使う割には埃が取れていません。
引くときにゆっくり時間をかけて埃をとれば、安い掃除機でもダイソンに並に埃を吸収することができます。
目に沿って掃除機がけする

写真のように目が縦になっている場合は縦方向に、横になっている場合は横方向に掃除機をかけるようにしてください。
床や畳の目に沿って掃除機をかけることで、乾拭きでは吸い取ることができない隙間に溜まっている埃やハウスダストを吸い取ることができます。

私も掃除屋になって先輩に最初に目に沿って掃除機をかけろと言われたとき「当たり前のことだよな」と思っていましたが、やってみると意外と目の隙間を意識した掃除機がけはしてなかったことを覚えています。
埃を確実に吸い取るために、どうぞ「意識して」隙間を掃除機がけしてください。
埃を取るための掃除機をかけるタイミング
埃やハウスダストを確実に取るためには掃除機は乾拭きの後がベストです。
掃除機をいきなりかけると目に見えないハウスダストが排気口で舞い上がってしまうので、埃が取れて綺麗に見えても実際はハウスダストが大量に残ってしまうことがあります。
ただ乾拭きならなんでもいいというわけではなく、ダスキンモップやクイックルワイパーのように埃をしっかりと取れるものでふくことをおすすめします。
埃は毎日たまりますので掃除機は毎日かけたほうがいいのですが、もし忙しい日があるなら掃除機か乾拭きどちらかだけでも毎日やるようにしてください。
【まとめ】埃を取れるかどうかは掃除機のかけ方次第
今回は埃を取る掃除機のかけ方について解説しました。
この記事のまとめ
最初に床用ノズルを外して隅を吸い取り、押す時早く引く時ゆっくりして、床の目に沿って掃除機をかける
掃除機の前に乾拭きでハウスダストを取り除く
掃除機は毎日かけるのが望ましいが、忙しい時は掃除機か乾拭きどちらかだけでもいい
この記事に書かれているとおりに掃除機をかければ、安物の掃除機でも驚くほどきれいに埃が取れることにあなたも気づかれると思います。
日本にある掃除機はどれも性能がいいですので、家にあるなら家全体の床掃除をして家の埃がたまらないようにしておきましょう。