カーペットってホコリがたまりやすくてアレルギーになりやすいって聞いたけど
確かにカーペットはホコリがたまりやすいですが、言い方を変えるとカーペットはホコリやハウスダストを吸収して舞い上がりを防ぐ効果があるんです。
なのでカーペットというとハウスダストアレルギーのイメージを持つ方が多いのですが、逆にあえてカーペットを敷いてホコリやハウスダストを吸収させそれを上手に取り除けば、効率的にホコリを除去できるハウスダスト対策にもなります。
私も以前カーペットはダニが大量発生するというイメージがあって使っていませんでした。でもある時友人の家に遊びに行ったときにカーペットが敷いてあったんですがハウスダストの症状が全く出なかったんです。それで調べたら「カーペットよりもフローリングのほうがにホコリが舞い上がりやすい」ということがわかりました。
今回はカーペットのホコリ対策として、カーペットにたまらせたホコリを除去してカーペットを清潔に保つ方法を解説します。
目次
効率的!カーペットのホコリ対策
カーペットのホコリ対策は基本的には毎日正しい方法で掃除をするだけです。
しかしもし今まで毎日掃除機をしていないなら、一度カーペットを徹底的に綺麗にしておく必要があります。
ここではカーペットのホコリ対策として【おすすめ】したいことと【絶対必要】なことを分けてステップで解説します。
それぞれの掃除する頻度も解説しますので、どうぞここに書かれている掃除を習慣にしましょう。
【おすすめ】カーペットに「ハウスダストをまとめて固めるスプレー」をする
カーペットに掃除機をかける前にハウスダストを固めるスプレーをかけて、ハウスダストが舞い上がらないようにすることをおすすめします。
カーペットには目に見える1mm以上のゴミであるホコリだけではなく、掃除機をかけようとすると舞い上がってしまう1mm以下のゴミであるハウスダストがあるからです。
カーペットはホコリを吸収する効果があるとはいえ、目に見えないハウスダストは舞い上がって口や鼻に入ってしまいそれがアレルギーの原因ともなります。
このハウスダストを固めるスプレーをかけておけば、掃除機をかけたときに舞い上がることなく固まったハウスダストをホコリと一緒に吸い取ることができます。
春や冬はハウスダストが比較的落ち着いている時期なので大抵の場合掃除機をかけるだけでも大丈夫ですが、ダニが繁殖する梅雨時期からハウスダストが増える季節である秋の6月〜10月までは、週に1回スプレーしておくことをおすすめします。
なおハウスダスト除去スプレーには、「ハウスダストを固めるタイプ」のものもあれば「軽減・無効化するタイプ」のものなどいろいろな種類があります。
【絶対必要】掃除機でカーペットの表面と下のホコリを入念にとる
カーペットのホコリを徹底的に取り除くために、カーペットの表面を掃除機で上の図にあるように一方向ではなく十字方向にかけてください。
また掃除機は引くときにホコリを吸い取りますので、カーペット表面もカーペット下のフローリングも押す時早く引く時ゆっくりかけるようにしてください。(動画参考)
この掃除機のかけ方を知っておくと、安い掃除機でもカーペットにある繊維と繊維の間にある細かいホコリまでしっかりと吸い取ることができます。
この徹底的な掃除は毎日できればいいですが、難しいなら最低でも週に1〜2回はするようにしてください。
【おすすめ】カーペットに重曹を振りかける
カーペットのホコリやゴミを取り除いた後に重曹を振りかけることによって、カーペットの消臭、除湿効果があります。
重曹は多ければ多いほど時間をおけばおくほど効果が高まりますので、できれば夜重曹をかけて翌日の朝掃除機をかけて重曹を吸い取ってください。
カーペットについていた嫌な匂いがなくなってスッキリするだけでなく、除湿効果でダニが寄り付きにくくなり、ホコリもつきにくくなります。
重曹を使った掃除の頻度はカーペットの匂いが気になった時と、梅雨時期のダニが繁殖しやすい時期がおすすめです。
【絶対必要】簡単でもいいので毎日カーペットを掃除する
ホコリは毎日たまるものですがとりわけカーペットはホコリを吸収させる効果がありますので、簡単でもいいので毎日カーペットの掃除をするようにしてください。
掃除機をかけるのがベストですが面倒ならコロコロなどをいつでも使えるようにしておいて、短い時間でもいいですし、テレビを見ながらでもいいですのでとにかく毎日掃除するようにしてください。
掃除機でカーペットが動いてしまうなら滑り止めを
掃除機をかけるときにカーペットも一緒に動いてしまいイラっとすることありませんか?
でもカーペットの滑り止めをしておけば、カーペットの掃除機をかけるときストレスなく掃除することができます。
滑り止めの中でも特におすすめしたいのはびっくりカーペットで販売している防ダニシート「ダニアタック」です。
「ダニアタック」はアレルギーの原因でホコリの元ともなるダニの死骸やフン、花粉などハウスダストを吸収分解し、ダニを寄せ付けない効果が95%もあるとても優れた防ダニシートです。
特にダニはカーペットの表面よりも下に生息しフンを撒き散らす傾向がありますので、この防ダニシートをカーペットの下に敷いておけば毎日の掃除がしやすくなるだけでなくダニ刺されやハウスダストアレルギーの発症が減少します。
→ 防ダニシート「ダニアタック」の詳細はこちら【まとめ】カーペットはホコリ対策がしやすい
今回はカーペットのホコリ対策について解説しました。
この記事のポイント
6月〜10月はハウスダストを固めるスプレーを週に1回する
週に1〜2回は掃除機を使った徹底的な掃除をする
カーペットの匂いが気になった時、あるいは梅雨時期には重曹を使った掃除をする
コロコロなどを使って簡単でもいいので毎日掃除する
このように毎日の掃除を基本に時期に応じて掃除をすることでカーペットにホコリやハウスダストがほとんどつくことなく、清潔な状態を保つことができるだけでなくカーペットのある部屋のホコリがたまりにくくなります。
さてカーペットにダニがいるなら、ホコリ対策をする前にダニを退治しておく必要があります。
生きているダニは掃除機をかけてもカーペットにしがみついてしまいますので、ダニ退治した後今回解説したカーペットのホコリ対策をすればダニの死骸をホコリと一緒に掃除で吸い取ることができます。